「夫が他の女性とよく出かけているみたい…。これって不倫？」と考えている方へ。
いきなり問い詰めても、パートナーが事実を認めなければ離婚・慰謝料請求は難しいです。
ただ夫婦関係を悪化させるだけかもしれません。
まずは不倫・不貞行為の定義を知ってみませんか。
今回はどこから不倫（不貞行為）になるのか詳しく紹介します。
どこから不倫になるの？
法的に不倫とみなされるのは「不貞行為」つまり、パートナー以外の人とセックスした場合です。
夫婦には貞操義務（ていそうぎむ）が定められています。
貞操義務とは、配偶者以外の者（妻または夫）と性的関係を結ばないことを指します。
そして法律では貞操義務を破った（＝他の人とセックスした）とき、離婚の訴えを提起できるとしています。
不倫を理由に離婚・慰謝料請求できる？
離婚したいときも慰謝料を請求したいときも不倫を証明しなければいけません。
「肉体関係を持った」と推測できる証拠を集めましょう。
- ラブホテルに出入りしている写真・動画
- ラブホテルの領収書
- 不倫相手の自宅に泊まったことがわかる写真
- 異性と旅行に行き、同じ部屋に宿泊した動画
- 性行為やそれに近い写真・動画
- 不倫を認めた音声
- メール・チャットなどのやり取り
- 性交渉に使う道具・避妊具
- 手帳・日記・スケジュール帳
自分で証拠をつかもうとして、LINEを盗み見るとプライバシーの侵害や不正アクセス禁止法違反にあたります。
逆にパートナーに訴えられることになるかもしれません。
法律を守りながら浮気調査をしたいなら、プロの探偵に依頼しましょう。
「パートナー以外の人と肉体関係を持っているかどうか」つまり不倫の有無を確認してくれます。
これは不倫？不倫じゃない？
では具体的に何をしたら不倫と言えるのか、確認してみましょう。
異性とふたりきりで出かけた
異性とふたりきりで出かけるいわゆるデートは、気持ち的には「浮気」と思えますよね。
食事をする、映画館に行く、ドライブに出かける…。
これは既婚者だと知っている第三者が見れば「不倫？」と考えるかもしれません。
特に自分に内緒にしていた場合、「やましいことがあるからじゃないの？」と疑ってしまいます。
しかし一般的には不倫と見られるようなデートも、肉体関係がなければ法律的には不貞行為（＝不倫）にはなりません。
腕組み・キス・ハグ
パートナーと異性のスキンシップ、あなたはどこまで許せますか？
- 手をつなぐ
- ハグする
- 腕を組む
- キスする
人によっては「手をつなぐのもヤダ」「キスなんて完全に不倫でしょ」と思うでしょう。
確かに過剰なスキンシップはただの友人関係とは言えず、妻としてはモヤモヤしてしまいますよね。
法律での不倫の定義は「セックスしたかどうか」なので、ハグやキスも不倫には当てはまりません。
過剰なスキンシップを見ると「不倫してる！」と責めたくなりますが、離婚・慰謝料請求は難しいでしょう。
異性の部屋に泊まった
肉体関係があったと判断される行為は、このような場合です。
- 異性とラブホテルに行った
- 異性と旅行に行き、同じ部屋に泊まった
- 異性の自宅に長時間滞在した
例えばラブホテルに一緒に入って、しばらくの間出てこなかったとします。
ラブホテルはセックスをするために利用するものですから、不貞行為として考えられます。
ただし、一度だけ異性と性交渉したとしても、離婚理由として認められないケースが多いです。
「複数回、宿泊した」「長期間、不倫関係にあった」証拠をつかんでから、離婚や慰謝料請求の手続きを進めたほうがよいでしょう。
まとめ
今回はどこから不倫（不貞行為）になるのか詳しく紹介しました。
法的に不倫とみなされるのは「不貞行為」つまり、パートナー以外の人とセックスした場合です。
ラブホテルに出入りしている写真・不倫相手の自宅に泊まったことがわかる動画などを揃えていれば、離婚理由として認められるでしょう。
逆に、肉体関係を持っていない場合は不倫には当てはまりません。
たとえ妻としてイラッときても、デート・ハグ・キスだけでは離婚・慰謝料請求には至らないでしょう。
まずはパートナーが不倫（不貞行為）をしているかどうか確認してみましょう。
自分で証拠を集めるのが難しい…と感じたら、プロの探偵に依頼しましょう。
当社は日本全国で浮気調査を行っており、多くの実績がございます。
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また、当社には行政書士も在籍しておりますので、慰謝料についてや和解した場合の示談書、公正証書なども安心してご依頼いただけます。
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